2007年5月19日土曜日

富裕層向け資産運用、アジアで拡大・1000兆円市場へ

富裕層の資産運用がグングン拡大しています。

アジアで富裕層向け資産運用が急拡大している。
日米欧の大手金融機関がシンガポールや香港などで資産運用拠点を新設・拡充。ファンドマネジャーら運用専門家の採用を増やしている。
堅調な経済を背景に域内の富裕層が急増、欧州などからの資金流入も続いている。アジア太平洋地域(日本を含む)の富裕層資産は2010年に10兆6000億ドル(約1250兆円)に達するとされ、本格的な争奪戦が始まった。

 富裕層は一般に100万ドル以上の金融資産保有者とされる。米メリルリンチとコンサルタント大手のキャップジェミニの調査では、2005年末のアジア太平洋地域の富裕層は前年比7.3%増の約240万人(うち日本人は約141万人)、金融資産は同7.0%増の計約7兆6000億ドル(同約3兆5000億ドル)。

両社はアジア太平洋地域の資産合計が2010年まで年6.7%増と世界平均の年6%より高い伸びを示すと予測している。


NIKKEINET

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